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彼女と別れてくれない優しい優柔不断男に二股かけられ海に飛び込んだ壮絶失恋体験談

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    体験者:33歳 専業主婦 Y美さん

私が二十歳の大学生の頃の話です。

他学科ですがよく同じ授業をとっていた彼に恋をしました。彼も同じ二十歳の学生でした。

彼はいつも友達にかこまれ、楽しそうな笑顔がとても素敵でした。授業中に寝ていることもよくありましたが、独特の憎めないキャラクターのせいか、先生からも軽く小突かれて終わるような人でした。

そんな雰囲気が気になって目で追うようになると、消しゴムをわすれた友達に自分のを切ってあげたり、課題を写させてあげたり、読みたがっていた本を貸してあげたり、男女かまわずとても優しい人なんだということに気づき、たぶんそんなところが好きになっていたんだと思います。

夏休みに入る前に、私は彼に告白をしました。私はずっと彼を見ていたけど彼は私のことは見たことのある人くらいの認識でした。

気持ち悪るがられるかなと思ったけれど、彼は「ありがとう」と言ってくれました。しかし「ごめんね、彼女がいるんだ」と断られました。

でも私は諦められず、「私ではだめですか?1%の可能性もないですか?」と食い下がりました。彼は困ったように「1%くらいなら、ある…かな」と言ったので、「じゃあその1%を私にください」と、頭を下げました。彼は解ったよ、と連絡先を交換してくれました。

それから、学校で私は彼の疑似彼女になりました。

彼は本命の彼女のことはおくびにも出さず、私を本物の彼女のように大切に扱ってくれました。

初めてデートしたとき、彼からキスをしてきました。驚きましたが嬉しかったです。

そこからどんどんスキンシップを求められるようになり、3度目くらいのデートのとき、飲んだ後ホテルに誘われました。

私が「彼女と別れてくれるなら行く」と言うと、彼は「別れる」と言ったので、私は本当に嬉しくて喜んでホテルに着いて行きました。

彼は本当に優しく、体の相性もぴったりで、満ち足りた気持ちで朝を迎えました。しかし彼に「彼女と別れてくれるんだよね?」と確認をすると、彼は困ったように「ごめんね」と言いました。

私は約束が違うと怒りましたが、本当に困った顔で「君のことも本当に好きになってしまったんだ」と言われ、それ以上攻めることができませんでした。

それからは会うたびに体の関係を持ちました。

本命の彼女の存在に苦しめられる日曜日

本命の彼女は年上で社会人だったので日曜日しか会うことができないそうで、平日と土曜日は、彼は私のものでした。

いつも一緒にいて、一緒にいるときはとても幸せなのに、日曜日は電話もメールもこないし私からすることも出来ないし、心が潰されそうでした。

今彼は彼女と何をしているのだろう、私に見せた笑顔と同じかそれ以上のものを彼女にも見せているのだろう、あの優しさも彼女に向けられているのだろうと、いろいろ考えて日曜日は毎週泣いていました。

彼は本当にマメな人で、誕生日や記念日には忘れずプレゼントやサプライズなイベントを用意してくれましたし、私がぽろっと言った欲しいものをずっと覚えていて、何かの拍子にプレゼントしてくれたり、センスの良い小物なども「君がこういうの好きだと思って」用意してくれたり、本当に私が本命の彼女ような錯覚をさせてくれるのです。

寒いだろうと手をつないでくれたり、前髪を切ったことに気づいておでこにキスをしてくれたり、本当に愛情を感じることをしてくれるのです。

それでも日曜日だけは決して会うことができず、月曜は彼女の匂いをさせて学校に来ることもあり、私は彼を失いたくなくてどんどん必死になっていきました。

何度も「彼女と別れて」と頼みました。しかしいつも困った顔で「ごめんね」と言うだけで、決して別れるとは言ってくれませんでした。

仲の良い友達数人にはこの現状を話しました。当然友達は別れるべきと説得してきましたが、私もその方が良いと分かってはいるのですが別れることはできませんてました。

彼の優しさや愛情を感じさせる行為がどうしても偽りの偽物だとは思えなかったのです。

しかしある日曜日、ほんとうに偶然、彼と彼女が手をつないで歩いているのを見てしまいました。2人は本当に楽しそうで、あぁこれが彼の本当の居場所なんだ、一切の陰りのない彼女の姿なんだと見せつけられたようでした。

次の日、「昨日〇〇駅にいたよね。彼女と一緒にいたんでしょ」と彼に言うと、彼は本当に何のことか分からないといった風に「昨日は〇〇駅には行ってないよ、どうしてそんなこと言うの」と首をかしげました。

私は自分で見たとは言えず、「友達が見たって言ってた」と言うと、彼は「本当に〇〇駅には行ってないんだ。友達の言うことと俺の言うことと、どっちを信じるの?」と、ぎゅっと抱きしめてきました。

この人はこんなに平気な顔で嘘をつける人なんだなとその時初めて知り、愕然としました。

嘘つきとわかっても大好きで・・耐えられない状況に死を覚悟

しかしやっぱり大好きで、もうどうしようもなくなった私は、授業が終わると家に帰らず海へ向かいました。なんとなく自然に、「もう死のう」と思ってしまったのです。

電車を乗り継いで海へ着いたときには辺りは真っ暗で、私は海辺のベンチに1人座ってぼんやり黒い海を見ていました。彼との思い出を振り返ってみると幸せなことばかりで、でもそのぶん辛い日曜日があって、私はきっと生きていても次の日曜日は乗り越えられそうにないから、今ここで死ぬんだと決意を固めたとき、携帯に彼からの着信がありました。

いつもと変わらない調子で「何してた?声がききたくなって」と言う彼に、私は死ぬことにしたと伝えました。

彼は驚いた様子で、頼むから早まるな、今からそこへ行くから場所を教えろと今までにない取り乱し方をしました。
私は場所を伝えましたが、終電はとうに出てしまった時間なので彼が来るまでには死んでいるだろうと思いながら電話を切りました。

しかしやはり本当に来てくれるのだろうかと期待していたのだと思います。そのまま海に入ることなくベンチに座っていると、数時間で彼が駆けつけてきました。タクシーを飛ばしてきてくれたようでした。

私は逃げるように海へ入りましたが、膝ほどの深さのところで彼に捕まってしまいました。

彼が「君が死ぬなら俺も死ぬから!」と言うので、じゃあそうしようと深みへ進んでいくと彼もついてきました。胸ほどの深さまで来たとき、どうにも悲しくなって「あなたの彼女になって行きていきたい」と泣きながら訴えました。彼は「わかった」と言って、私の手を引いて浜辺に戻りました。

しかし、こんな壮絶な修羅場を乗り越えたにも関わらず、やはり彼は彼女と別れることはありませんでした。

私の為に涙を流してくれた親友の言葉で別れを決意した

「あの時は必死だったから。ごめんね。でも君が死なないでいてくれて嬉しい」

事情を知った友達は激怒しました。

私を大馬鹿者だと罵りました。

「でも私のために死のうとしてくれた」
と彼を庇うと、

「そんなのパフォーマンスに決まってる、あんたが本気で死なないって分かってやったんだ」と言いました。

「彼はあんたが好きなんじゃない、あんたに好かれてる自分が好きなんだ」

「優しい自分に酔ってるだけだ」

「死のうと思わせるようなことをするやつを好きでいるなんて馬鹿だ」
と泣きながら言われました。

私はまだ目が覚めた訳ではなかったけれど、こんなに自分を思ってくれている友達を泣かせているのは申し訳ないと、彼と別れる決心をしました。

彼に「もう耐えられない、もう会わない」と言うと、彼は悲しそうに目を伏せて
「ごめん」と謝りました。そして私をぎゅっと抱きしめて「本当に好きだったんだ」と言いました。

私は、やっぱり嘘、まだ好き、また会いたいと喉まで言葉が出かけましたが、必死で飲み込んで彼から離れました。

それからも授業では会ってしまうし、彼を目で追っては泣きたくなる日々が続きましたが、友達が私と彼の間に座って視線を遮ってくれたり、よく遊びに連れ出してくれるようになって、一年も経つ頃には心の整理ができるようになっていました。

卒業し、就職し、今の夫と出会い結婚した時、友達は泣いて喜んでくれました。

夫は不器用な人ですが、私にだけ優しく、私にだけ見せる笑顔があります。私だけを愛してくれる夫といると、一切の陰りのない幸せに満たされます。

私は今33歳になりました。あれから10年以上経って思うことは、彼は本当に悪気のないただの優柔不断男で、きっと本当に彼女も私も好きだったのではないかなということです。

来る者拒まずというか、自分を好きになってくれる人なら誰でもよかったというか、誰にも嫌われず誰をも手に入れたい人だったのではないかなと思っています。そんな人に引っかかる私も馬鹿でしたが、あのマメさと愛情表現の豊かさに嵌ってしまう人も多いのではないかと思います。

あんまりどつぼにはまる前に一歩引いて客観的に判断することが必要だったな、友達のアドバイスは最初からちゃんと聞くべきだったなと反省しています。

まさに今、本当の親友が必至で止めようとしてくれている状況の人もいるでしょう。恋愛真っ最中に人の意見は耳に入らないものですが、少しだけ友達の声に耳を傾けてもいいかもしれませんね。




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